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土中環境

日曜日に小田原にある文化財『風外窟』で、

ブログのタイトルでもある土中環境という本を出されている

高田宏臣さんの環境改善WSに行ってきました。



中央のメガネの方が高田さんです。




本当に思いや考え、行いなど、感じることが多い日だったので、

いまだに落とし込めてない部分がとても多いのですが、、



高田さんとても素晴らしい人で、話も思いも動きも感動しっぱなし。

ブレもなく、ほんとうにこの地球が好きな方。


多くの災害地にも行かれていて、指導されていたりしています。


スコップひとつで、森の再生方法を教えてくれます。




この風外窟とは1400年ほど前に作られたものだそうです。

この辺りには昔は33基の横穴古墳群があったそうなののですが、

いまは外窟のみに。

風外禅師が江戸初期の7年間、穴居していたところでもあります。

川の音が清らかで、風が清々しいというような詩が残っています、が、

今は荒れてしまっていて、蚊もたくさん!

川のせせらぎも全く聞こえなくなっています。


整った森には蚊はいないんだとか。



高田さんのやり方は先人の知恵そのままのやり方で、

森を修復していきます。

水脈を見たり、土に空気を入れたり、その辺りの有機物を入れたりしながら、

土に水を染み込ませて、菌糸を根にはりめぐらせていくのだそうです。



人の手が入ることにより、動物にも気持ち良い場所になり、

もちろん人も何度も訪れたくなる場所になるのです。


この日は小田原市の方も、市の議員さんも、この場所を守られてきた地元の有志の方も、

そして九州や関西などあちこちから集まった大勢の人たちと、

いろいろなところを整備して、最後には本当に気持ちの良い空間になりました!



折れた木の枝や周りの竹を使って、階段を作った場所です。




相当な作業だったので、写真が少ないのですが、

終わった後には、とても風外さんの言うように気持ちの良い場所に!